株式会社イチネン製作所

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気中・液中はもちろん静止流体・真空圧下・高圧下、培地・食用油・海水、土壌の酸素測定が可能

溶存酸素濃度計 FOM-2000(ASR社製)

優れた蛍光式酸素センサーチップ搭載

FOM-2000は㈱オートマチックシステムリサーチ社製の蛍光式酸素濃度計です。
内部に蛍光式酸素センサーチップを搭載し、従来のガルバニ電池式酸素センサーやポーラロ式酸素センサーとは異なる優れた特性を持っています。

1,滅菌による電解液・隔膜の交換必要なし!
  一般的な溶存酸素濃度計は滅菌作業3~4回の実施で、電解液や隔膜の交換が必要でした。しかし、蛍光式酸素センサーチップは電解液や隔膜を使用していないため、滅菌による劣化が大幅に低減できます。蛍光式酸素センサーチップは滅菌50回分に耐えることができます。
※酸素センサーチップは滅菌50回または購入後(交換後)1年に1回の交換を推奨します。

2,手軽なセンサー交換作業
  酸素センサーチップはお客様で簡単に交換可能です。

3,長期測定による感度低下なし
 蛍光式酸素センサーチップは長期測定による感度低下や酸素の自己消費が起きません。そのため培養実験などの長期測定でも安定的に観測が行えます。

4,少量サンプルも測定可能
 蛍光式酸素センサーチップは酸素の自己消費がありません。そのため、サンプル量が少なくても安心して測定可能です。

気中・液中・静止流体・真空下・高圧下・培地・食用油・海水・土壌の酸素測定が可能

FOM-2000は多くの試料中の酸素濃度を測定します。
大気中酸素や水溶液はもちろん、一般的な酸素濃度計が苦手としている海水、河川、ヘドロ、食用油、土壌、培地なども測定可能です。
また、真空圧下や高圧化の酸素測定も可能です。

※インクやベンゼンなどの有機溶媒を測定することはできません。
有機溶媒中酸素の測定をご希望の場合は「蛍光式酸素濃度計FO-960」をお求め下さい。
詳しくは当社までお問い合わせ下さい。

優れた耐薬性、高圧蒸気滅菌にも耐える堅牢性

FOM-2000のセンサー部は優れた耐薬性をもち、酸性溶液、アルカリ性溶液も測定可能です。(使用範囲pH2~13)
また優れた耐熱性、耐圧性を兼ね備えているため、高圧蒸気滅菌(オートクレーブ121℃、2気圧)を行うことが可能です。

選べるセンサー部

インライン型センサーはFOM-2000の標準センサー部であり、高圧蒸気滅菌が可能です。
浸漬型センサーは全体が防水構造になっているため、そのまま河川や海中に投げ込む事ができます。(高圧蒸気滅菌は行えません。)

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